女性に人気の「パンケーキ」と「ホットケーキ」ですが、最近では専門店も出てくるなど注目が集まっています。
ですが、「パンケーキ」と「ホットケーキ」の違いってご存知ですか？
もしかしたら、知らない人も多いかもしれません。
今回は、そんな方のために、「パンケーキ」と「ホットケーキ」の違いについてご紹介していきます。
パンケーキとホットケーキの違いについて
小麦粉・卵・ベーキングパウダー・牛乳や水などを混ぜて鉄板やフライパンで焼いたものを、「パンケーキ」と呼びます。
そのため生地が薄く、上にトッピングしたものに限らず、クレープやお好み焼き等もパンケーキに含まれます。
一方、「ホットケーキ」はパンケーキの中でも生地が甘く、厚いものを指します。
つまりホットケーキは、パンケーキの一種となります。
なお、パンケーキは「フライパン」と「ケーキ」を組み合わせた英語になりますが、ホットケーキは日本で作られた言葉になります。
森永製菓の見解は
森永製菓では、「パンケーキミックス」と「ホットケーキミックス」を販売しています。
そこで森永製菓の見解を見てみると、パンケーキとホットケーキの違いは、「甘味」と「膨らみ方」に違いがあるとされています。
パンケーキの場合、あまりベーキングパウダーが含まれていないため薄く焼きあがります。
また甘みも少ないため、トッピング次第ではお食事系にすることもできます。
一方ホットケーキの場合、ベーキングパウダーが多く含まれているため膨らみます。
また甘みも強いため、単体でも十分楽しむことができます。
つまりパンケーキはトッピングを楽しむもの、ホットケーキは単体で楽しむものと見ることができます。
そもそも「ホットケーキ」は何がホットなの？
「パンケーキ」は小麦粉・卵・牛乳や水などを混ぜ合わせてフライパンで焼いたものを指します。
その中でも特に甘くて厚いものを「ホットケーキ」と呼びますが、実は「ホットケーキ」という言葉自体が日本独自のものになります。
1931年、ホーム食品がフライパンで温かいケーキを作ることができる粉を発売しました。
この時、「温かいケーキ」から「ホットケーキ」という名前になりました。
その後、森永製菓が「ホットケーキミックス」を販売。
「ホットケーキミックス」が世間に広まるにつれ、「ホットケーキ」という言葉も浸透していきました。
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