「早い」と「速い」、どちらも知っている言葉ですが、その違いとなると意外と知らない人も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、「早い」と「速い」の違いと正しい使い方についてご紹介していきます。
早いと速いの違いは？
早いと速いは同じ読みであり、「はやい」です。
いずれも、日常生活でよく使われる言葉ですが、それぞれ使い方が異なります。
早いは、時間の進み具合など時間に関して使われる言葉です。
一方で、速いは、速度に関して使われる言葉であり、物理現象や日常的に行われる動作などの速度を表します。
早いと速いの違いを知る事で、文章の表現を正しく行えるようになり、表現の幅を広げていく事が可能になり、早いと速いは、意味が異なってきます。
「早い」」の正しい使い方とは
早いを使う場合には、時間の進み方に関する表現で使います。
「早いうちに手を打っておく」という使い方であれば、ある基準から時間が経っていないという意味を持たせられます。
「結婚するのはまだ早い」という場合は、その時期が来ていないといった意味になります。
そして、「聞く方が早い」という場合は、簡単に出来る様を表す事が出来ます。
「早い」は、3つの時間的な意味があり、文章の流れで使い分けていけば、意味が通じるようになります。
「速い」の正しい使い方とは
速いは、速度を表す言葉ですので、「仕事が速い」や「川の流れが速い」、「歩くのが速い」などのような使い方が出来ます。
速いは、動作や作用の進行に要する時間が短い、あるいは、進む程度が大きいという意味がありますので、仕事や川の速度、歩く速度や走る速度などを文章で表現する時に、「速い」という言葉を使います。
「早い」と比較して意味が一つしかありませんので、「速い」は「早い」よりも使いやすい言葉になっています。
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