「ストーブ」と「ヒーター」の違いって知っていますか?
わかっているようで、意外と知らない人も多いのではないでしょうか。
そんな違い、どちらが暖かいのかなどをご紹介していきます。
ストーブとヒーターの違い
ストーブもヒーターもどちらも寒い時に使用し、周囲の温度をあげてくれる暖房器具です。
しかしその違いはどこにあるのでしょうか。
答えは、3つです。
暖める方法、暖める範囲、そして安全性でこの二つは違ってくるのです。
例えば石油を使うストーブとヒーターでは、ストーブは石油というエネルギーを燃焼させることで熱を出します。
出した熱を外にむき出しにさせた電熱線を通して外へと放ちます。
対してヒーターでは、石油を燃焼させるのは同じですが、石油をガス化して温風を出すのです。
ストーブとヒーターの暖める範囲の違い
ストーブとヒーターはその暖める範囲でも違いがあります。
ストーブは熱を直接外へむけているので、周辺を急速に暖めることが出来ます。
しかし空気そのものを暖めるわけではないので、部屋全体を暖めるには向いていません。
そしてヒーターは、放出する温風そのものの温度はそこまで高くありませんので点けてすぐに周辺が暖まるわけではありません。
しかし温風を出しているので、広い範囲を満遍なく暖かくすることは得意です。
すぐに暖まりたいときにはストーブ、部屋全体を暖めたい場合はヒーターが向いています。
ストーブとヒーターの安全性の違い
そして最後の違いは安全性です。
ストーブは電熱線から直接熱を出すので、電熱線に触ると火傷をおってしまいます。
ストーブの周辺に紙や布などの燃えやすい物を置いておくと火災の原因になる場合もあるので取り扱いには注意が必要となります。
しかしヒーターは熱を直接放出しているのではなく、あくまでも温風なので火傷などはしにくいのです。
紙や布などの燃えやすいものが近くにあっても、出火する恐れは低く、安全性でいうとヒーターの方が上になります。
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