猫は箱やカゴに入って寝るのが大好きです。
なぜなんでしょう?
そんな疑問にお答えしていきます。
猫が小さい箱でも入ってしまう理由は、「見慣れないものに好奇心をもってしまうから」「縄張りとしての意識が働くから」「獲物を捕えようとする習性から」などと言われています。
もぐりこめそうなところには入る、安全だと分かったから利用する、それが猫の習性だと分かっていても「また入ってるの?好きねぇ?」と言いたくなるほど何かにポコッと入って寝ています。
宅配便が届くと猫は大喜びです。
飼い主が箱の中に入っている物を出すと、「今度は私の順番よ」とばかりに自分が箱の中に入ります。
その箱の大きさがどうであろうが、全く気にしていません。
ときには体のサイズに合っていない小さな箱でもチャレンジします。
どう考えても無理そうなのに何度も何度も体の向きを変え、すっぽりと収まります。
猫は自分の体と箱の大きさを比較することはありません。
全ての箱は自分にちょうどいいに違いないと思っています。
猫の体は柔らかいので少しくらい無理な体勢でも取ることができるし、そのまま眠ることだってできます。
もしかすると「ちょっと変かもしれない」くらいは感じているかもしれませんが、居心地良さそうにしています。
猫が小さな箱で窮屈そうに寝るのは飼い主にとっては面白いことです。
どう見てもキツキツ!はみ出してる!と笑われ、写真に撮られてブログやメールであちこちに寝姿を公開されることになります。
変な格好で寝ているせいでヒゲが変な方に曲がっていたり、顔が平べったくなっていたり、寝グセも酷い。
たくさんの面白写真が撮れます。
猫がその箱やカゴを使わないようにするには、それらを処分するしかありませんが、猫のお気に入りの物は簡単に処分できません。
その結果、また今日も猫は同じ場所でキツキツになりながら昼寝をして飼い主を笑わせてくれるのです。
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