猫を飼っている人なら、なんでゆっくり新聞を読みたいのに邪魔するのって思われたこともあるのではないでしょうか。
そんな猫が新聞を読むのを邪魔する理由についてご説明していきます。
机に新聞や雑誌を広げて読んでいるとき、大事な書類を見たり勉強や仕事をしているとき、必ず邪魔するように猫がやってきます。
わざわざ読んでいる記事の上で転がったり、書類の上に座ったり、その行動はちょっぴりかわいくもあるのですが、やっぱり困ってしまいます。
猫は邪魔しているわけではありません。
字が読めない猫は人間が新聞を読んでいる、大事な書類を見ていることは全く理解できないのです。
猫にとっては人間が動かずに座っているだけ、「じっとしてるんだったら一緒に寝よう」と思って、たまたま寝転がった場所が新聞の上だったというわけです。
大好きな飼い主の顔に近いところの方が猫も安心しますから、必然的にちょうど読んでいる記事の上に寝転がることになります。
加えて、何かの上に乗るのが大好きな猫のこと、一緒に寝ようと思って来たら座り心地が良さそうなものがいっぱいある!と大喜びしていることは言うまでもありません。
だから新聞や書類の上に座った猫を下ろして猫ベッドの上に寝かせても、また書類の上に座り直してしまいます。
雑誌や書類をめくる動作も紙がヒラヒラ動いて猫にとっては楽しいオモチャのように感じて、飼い主が遊んでくれていると勘違いしても仕方がないことです。
ついついページをめくる飼い主の動きに合わせて手を動かしたり、新聞や書類にお得意の「もぐりこみ安全チェック」までやってしまいます。
猫のカラダはそういう風にできているのです。
猫と一緒に暮らすなら、新聞や雑誌を手に持ったまま読むか、書類の上に座ったりじゃれつくのを許すか、どちらかです。
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