小学3、4年生におすすめの本25選 (8、9歳の読書感想文の本にもおすすめ)

小学3年生 本

小学3、4年生にもなれば色々なことがわかる年頃です。

そんな感受性豊かな時期には、読んでおきたいおすすめの本25選をママさんたちから聞いてみました。

読書感想文などにもおすすめの本をご紹介していきます。

①ハリー・ポッターと賢者の石

文章を上手に読みこなせるようになってくる3、4年生にはハリーポッターシリーズの入門と言える「賢者の石」がオススメです。

3、4年生の子供達にとって少なくない文章量ですが物語の面白さを気づかせてくれる本であると思います。

ひょっとしたら映画を先に見ている子供の方が多いかもしれませんが、映像で見たものと文章になっているものの表現方法の違いなどにも興味を持つことが出来るはずなので楽しいと思います。

私の子供は4年生で読み始めましたが、この賢者の石で小説を読むことの面白さに気づいて自発的に読書をするようになりました。

②魔女の宅急便

ジブリ映画「魔女の宅急便」の原作本ですが、物語の設定も単純で読みやすいと思います。

子供は主人公キキの冒険と成長を楽しみながら読んでいました。

魔法使いという設定もこのくらいの年齢は否定せずに楽しく読むので可愛いです。

また小さな子が主人公なので悩みなどを共感できるようでした。

少し読むたびに色んなことを話してくれてこの本にして良かったと思いました。

またこのシリーズは全6巻なのですが、その一番最初の一冊を楽しく読んだことで、他の本にも興味を持ちとうとう全巻そろってしまいました。

読書欲を引き立てる楽しさも持っています。

③窓際のトットちゃん

トモエ学園という子どもの個性を大切にする学園のストーリーを読んで、お友達が自分と違う行動や意見をしても受け止めてあげられる優しい心や、自分が人と違うことに劣等感を抱かないような学びを与えてくれる本です。

子どもながらに、トモエ学園に憧れを抱いているようでした。

④かあちゃん取扱説明書

小学3年生の男子が夏休みの宿題で、読書感想文を書くために選んだ本でした。

主人公が本人と同じように、かあちゃんに怒られないように工夫をこらしているところが面白かったようです。

物語を自分に引き寄せて楽しく読め、その後の読書感想文もエッセイ風に書かれており面白い内容になっていました。

⑤クレヨン王国の十二か月

出版社(青い鳥文庫)から小学校中級向けに指定されていることもあり、3、4年生にも読みやすい言葉選びがされています。

少女がクレヨンたちの王国に出会い冒険する人気シリーズで、アニメ化もされています。

毎回違うクレヨンたちとのお話が繰り広げられるので続きが気になり、子供たちの読書の意欲の継続にもつながります。

⑥十五少年漂流記

小学生向けとして出版されているものも多いので、文字の大きさルビなどハードルが低く読み始められます。

内容は冒険ものですが、幼稚さもなく大人でもたのしめる作品となってます。

登場人物が多いので、人としての考え方も多種多様なものを学べ、日常とは違う空間を物語として垣間見ることで、想像力もつけられます。

小学4年生 本

⑦ズッコケ三人組

個性豊かな主要人物で、3人それぞれの得意なことを活かして様々なことに立ち向かいます。

時にはけんかもしますが、いつも助け合いの精神を忘れません。

3人を取り巻く家族や、クラスメイトや先生も個性的です。

友情の大切さを学ぶにはよい本だと思いました。

⑧チョコレート戦争

小学校時代詠んだ本の中で一番大好きだった本です。
真面目に働くことの大切さや人を疑わないこと、嘘はつかないことなどが盛り込まれていた本です。

子供は、ドキドキしながら読んで、終わるまでずっと読み続けているという、いつもと違いました。

反社会的で暴力行為に飛び付く発想にヤキモキしたり、後々功労者となる明の、初動の間抜けさにうんざりしたようです。

⑨兎の眼

兎の眼は小学生の読書感想文の題材としてよく使われるほど有名な作品であり、小学校3、4年生の子供にも理解しやすい内容の本です。

最近では学校の先生に見下した態度をとる子どもが増え、先生側も子どもに対してどのように接したら良いのか分からなくなっている実情があります。

この兎の眼は、ハエを育てるのが趣味の男の子とお嬢様育ちの先生が主人公です。

最初ハエを気持ち悪がっていた先生がハエの研究を通じて少年の心を開いていく様子は、年齢に関係なく涙なしでは読めないです。

私も小さい頃この本を読み、先生ともっと心を開いて話したいという気持ちや先生へのありがたみを感じました。

⑩学校では教えてくれない大切なこと 1 整理整頓

漫画形式なので、子供でも読みやすいです。

いつも「片付けなさい」と言われていても、どう片付けたらいいか分かっていなかったみたいで、この本を読むことで片づけ方が分かるようになってきたみたいです。

前より楽しく片づけができるようになったのではないかと思います。

⑪エルマーのぼうけん

あまり本を読まない私の息子が、小学3年生の時に図書館で見つけて読んで見たら、本当に本の世界に自分が入って行ったみたいで、夢中になって読んでいました。

すべて読み終えて、他の本も読みたいと言ってそれからよく本を読むようになりました。

⑫レンタルロボット

小学4年の従弟が読んでいて、まだ小学生にも関わらずいい話だったと言っていたので、私も少し読んでみましたが、兄弟のいいところや難しい点がうまく表現されていていいと思いました。

兄弟がいる子にとっては兄弟の大切さが学ぶことができると思います。

あおの従弟も弟に対しての態度が変わっている気しました。

8歳 本

⑬火曜日のごちそうはヒキガエル

小学3年生になるうちの娘は、カエルが苦手です。

テレビでカエルが映ると目をつむり、道端にカエルがいると避けて遠くを歩きます。

そんな娘が自らこの本を買ってほしいと言い、ものの試しに購入してみました。

結果、この本に巡り合えて大正解でした。

主人公のウォートンのなんとポジティブなこと!どんな状況であれ、今このひと時を楽しもうという姿勢に、大人の私も考えさせられました。

娘は、ウォートンを食べるつもりだったミミズクの心が変わっていく様子に、自分の接し方次第で相手を変えることができると気づいたようです。

文章もとても読みやすいので、小学3,4年生にぜひおすすめです。

⑭生麦生米生卵

絵本のイラストが人間味があってとても温かいです。

子どもたちもこのイラストの面白さがわかるようで、登場人物の表情なども実に豊かなので、そこから色々なことが読み取れるようです。

ことばもリズムがあって面白いようで、読んで行くうちに自然と覚えて口ずさむようになりました。

⑮ふしぎな木の実の料理法

小学校高学年であれば、青い鳥文庫のような文字が小さい文庫本をおすすめしますが、小学校の3、4年生であれば文庫よりは行間も広く読みやすいタイプの本がいいと思います。

まずは本を読む楽しさ、物語に浸る面白さを体験することで読書に慣れることが必要だと思うからです。

こちらの「こそあどの森シリーズ」は、ほんわかした絵柄にくわえて、人間と動物の間のようなふしぎなキャラクターたちが織り成すファンタジーです。

彼らの暮らしぶりは私たちの生活とさほど変わりません。

食事や睡眠、料理などの家事、きわめて普通で当たり前の営みが描かれていて、かつ子どもたちが自然と興味を持ちそうなメルヘンチックな世界観とアイテムも登場するため、私たちが暮らす現実の世界と地続きに感じられます。

登場人物のなかに子どもはいません。みんな小さい生き物ながら、身の回りの暮らし全てを誰かがやってくれるものではなく、自分たちでやることの楽しさと大変さの両方を味わいながら自立して生活をしています。

自分の食事や洗濯、掃除や整理整頓などは親がいなくてもできるものですよね。

自分のために自分自身でやる楽しさを身につける、そんなきっかけに本作がなるのではないかと思います。

⑯チーズはどこへ消えた?

おおよそ十数年前の小学生時代に電車の広告で見かけた時、親にねだって買ってもらった本です。

知っている人も多い本書ですが、物事の善悪や物事を考え始める小学生時代にこそ私がおすすめできる本となっています。

チーズ=人生で欲するものを毎日求めていたネズミや小人。ある日、いつもあったはずのチーズが無くなっていたことに、探したり、考えて動けなかったりと様々な反応を示してくれます。

それは人生における環境が変わった時に「どうするか?」を示してくれるエッセイ本となっています。

正直に言えば小学生の私はこの本の本当の意味に気がつけなかったのですが、読了後に両親が読み、この本の本質を教えてくれました。

「あなたがそのネズミさんだったらどうしたの?」その問いかけに答えが出せなかった自分はネズミと同じく、その回答を探し続けていろんな人に聞いて回った記憶があります。

今は理解が難しい子もいると思いますが、この本で学んだことが今後役に立つ日が必ず訪れると思います。

以上のことからチーズはどこへ消えた、おすすめです。

9歳 本

⑰こまったさんのグラタン

小学校3年生くらいの女の子だと料理に興味を持つ子も増えてくるはず。

私もこのくらいの頃に料理に興味を持ち始め、このシリーズが大好きでした。

料理の作り方について書いてあるほか、こまったさんの冒険はわくわくして読むことができます。

ちょっと怖いシーンも含めて印象的。最後のおちもおもしろいです。

読み終わったあと、グラタンを作って食べたくなる、そんな作品です。

⑱かぎりなくやさしい花々

私自身が小学生の時に読んだ本です。

人の生命力を感じられると思いますし、どんな事にも立ち向かうたくましい力が大切なのだと勇気と命の尊さを感じることのできる本です。

そろそろ低学年にも落ち着きや感じ方が必要だと思うのでおすすめです。

⑲ざんねんないきもの事典

昨年の12月に私の孫の誕生日にプレゼントを買いに小学4年生の女の子と買い物に行きました。

残念な事に孫の希望しているプレゼントの品物がありませんでした。

孫が買って欲しいと言ったのがざんねんないきものじてんです。

単行本で5月発売の本は読み終わって6月販売の本を買って欲しいとのことです。

読み終わった本が大変よかったので6月の本が読みたくなったと言ってました。

地球にたくさんの生き物がいるがその進化を学べます。

大人もおもしろい読み物と思える本です。

⑳ぼくがラーメンたべてるとき

長谷川義史さんの作品です。

息子の小学校で読み聞かせに使用しました。タイトルからわかるように、男の子が家でラーメンを食べているところかお話が始まります。

その同じ時に、お隣さんが、からどんどん視野が世界中に広がっていきます。

子供たちは面白いと興味深々ですが、中身がだんだん戦争をしている国やその国の子供が出てきて、子供たちもあれれ?と面白さからその中身に引き込まれていきます。

子供には、優しい形で今世界で起きている事を教えてあげる事ができる、とても意義深い本です。

私は読み聞かせた後、さらに逆から、(後ろから)同じように読んであげました。

すると、凄い記憶力で、子供たちはちゃんと順番を覚えていました。

楽しくて、素晴らしい本だと思います。

㉑おしゃべりさん

娘は小学3年生になります。絵本では短くて物足りなく、長い読み物は疲れてしまう。

その点これは見開き2ページでひとつのお話が終わります。

題材は全て、子どもにとって身近な「もの」が語るスタイルです。

「もの」がこんなことを考えているなんて、と思いながら読み進めるのはとても楽しいようで、何度も読み返していました。

中には「悲しい」と言って涙を流すほど、娘の心に届いておりました。

とても豊かな気持ちにさせてくれる一冊だと思います。

㉒ぼくを探しに

ぼくが歩き続けていく途中で出会う動物などから今の僕に足りないものを見つけて気付いていくのですが、物語の終盤で本当に大切なものは途中で出会ったものではなくて、本来の自分であることに気付きます。

子どもには少し難しいけれど大切な内容だと思います。

㉓ベートーベン

おすすめの本はベートーベンをはじめとした伝記です。

娘はピアノで「エリーゼのために」をひいていたのでベートーベンの本を図書室で借り読んだらしいのですが、読んだ事により前よりベートーベンをみぢかに感じピアノの練習を更に頑張っていました。

他の作曲家の本も読んで、もっとピアノ好きになってほしいです。

㉔アサーショントレーニング40

題名は長くて難しい本ですが、中を開くと全ての漢字にふりがなが振ってあるなど、小学3、4年生におすすめの本です。

日本人は場の雰囲気を読んで行動できることが美徳とされていますが、自分の気持ちを押し殺して周囲に合わせてしまっているともいえます。

この本は自分の気持ちを相手にうまく伝えて人間関係における問題場面にうまく対処する方法を学ばせてくれます。

たとえば、「ブランコにのろうと思ったのに、ほかの子がずっとのっているときにどういったらいいですか。えらびましょう」というような課題が、最初から最後までのっています。

うちの子は小学2年生のときに最初の数ページに取り組んだだけですが、人間関係に自信がついたようで、友達付き合いもとても上手にしていますし、クラスや学年や学校のリーダーに積極的に立候補して意欲的に活動に取り組んでいます。

㉕ドラえもんの社会科おもしろ攻略

親戚にいただいたものですが、3年生から始まるリコーダーの吹き方や、小数・分数、理科の実験、地図や産業についてなど、ドラえもんの漫画を交えながら音楽・社会・理科・さんすうの勉強に役立つ内容盛りだくさんで、子供も真剣に見入っていました。

10冊ほど我が家にはありますが、まだあるようなのでもっと揃えたいです。

 

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