「表れる」と「現れる」って似ている言葉だけど、違いってあるのかなと思っている人も多いのではないでしょうか。
そんな方に、1分でわかる「表れる」と「現れる」の違いと意味についてご紹介していきます。
「表れる」と「現れる」違い
日常表現でもよく使われる「表れる」と「現れる」は、「表現」という言葉でも使われるように、意味の違いや正しい使い方を迷うことは少なくありません。
「表れる」は想いが外に出る、表に出る、表現するという意味があり、「現れる」は隠れていたものが見えるようになるという意味があります。
同音異義語が多い日本語においては、正しい意味を理解した上で、的確に使いこなしたいものです。
この二つの熟語は、どのように正しく使うべきなのかを次に述べていきます。
「表れる」の正しい使い方とは
日常会話の中でも意識せずに「あらわれる」という言葉はよく使います。
「表われる」の使い方を考えてみると、想いが外に出る、表に出る、表現する、という意味があるために、「態度に表われる」や「顔に表われる」などは想いが外に出るというケースで使われます。
また、「結果に表れる」は表に出るという意味で使われます。
表現する場合には「言葉に表れる」と使い、それぞれの意味を考えると使い方が理解できます。
「現れる」の正しい使い方とは
「現れる」は、隠れていたものが見えるようになるという意味になります。
使い方としては、わかりやすい例として「隠していた本性が現れる」や「救世主が現れる」などがあります。
また、期待している効果などがなかなか出ずに、その効果を待っていたときなどに「薬の効果がようやく現れた」などと遣う事もできます。
現象が単に出てきたという意味では「薬の効果が表れる」と遣う事もできるのです。
伝えたい意味を考えて使い分けをすることが大切です。
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