「ペガサス」と「ユニコーン」ってよく目にする言葉だけど、その違いについて詳しく分かっていないという人もいるのではないでしょうか。
そんな方に、1分でわかる「ペガサス」と「ユニコーン」の違いと意味についてご紹介していきます。
「ペガサス」と「ユニコーン」の違い
日本には多くのファンタジー作品が存在し、見る者を楽しませてくれます。
ただ馴染み深いものだからこそ根強い誤解が広がることも珍しくありません。
よく間違えられがちなものに、ペガサスとユニコーンがあります。
どちらも白馬というイメージが強く空想上の生き物という点も共通です。
ただ決定的な違いとして、ペガサスにのみ羽が生えているという特徴があります。
一方ユニコーンの額からは見事な一本の角が生えており一角獣という別名も有名です。
ペガサスとは
ペガサスはギリシャ神話に登場する生き物で、空を翔ける羽を持つことから天馬とも呼ばれています。
有名な怪物が倒れた際に飛散した血の中から誕生したことがペガサスのはじまりです。
人間を寄せ付けないほど気性の激しい馬でしたが女神から手綱をつけられるとおとなしくなります。
その後は英雄の愛馬となり後に星座になるなど多くのエピソードを残した動物です。
その名前は泉に由来し、霊感や不死または名声の象徴ともされています。
ユニコーンとは
ユニコーンが記録の上に登場したのは紀元前4世紀のことです。
この時すでに身体的特徴の多くは確立しており、旧約聖書にもその名を刻むことになります。
角は妙薬とされ毒消しや多くの病に特効があるとされてきました。
一方で性格は獰猛そのもので、現在の神秘的なイメージとはかけ離れています。
ただ清らかな乙女の言うことだけは聞くとされており貞潔の象徴としても高名です。
長い歴史の中でスコットランド王家の紋章に採用され、現在のイギリス国章にも使われています。
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