猫は布団や毛布を掛けて寝るのは苦手ですが、布団や毛布にもぐりこんで寝るのは大好きです。
人間から見れば似ているようなこの2つ、猫にしてみれば大きな違いがあります。
そんな猫が潜り込むのが大好きな理由についてご説明していきます。
買い物袋、バッグ、広げた新聞紙の下、脱ぎっぱなしの洋服など猫と一緒に暮らしていれば色々な場所に潜り込まれます。
家具の下もぺっちゃんこになりながら上手に潜り込んでいきます。
新しいお昼寝マットを買ったのに、上に乗らず潜り込んでしまうこともあります。
潜り込めそうな場所には潜り込む、これもまた、猫の頭にインプットされていることです。
木の茂みや草の陰、野生だった頃の猫は身を守るために安心して隠れる場所が必要でした。
いつ、どこで敵に襲われてもすぐに安全に隠れられるようにするためには隠れ場所は多いに越したことはない、というわけで普段から隠れられそうな場所を見つけるとチェックしていたのです。
その習性の名残が、今でも猫を色々な場所に潜り込ませています。
家の中には木の茂みも草の陰もありませんが、バッグやカーテン、布団、箱、猫にとってはもぐりこめそうな場所がたくさんあります。
お出かけ準備をしているバッグの中に猫が入ってしまった、一緒にお出かけしたいのかしら?なんて思うこともよくあります。
いえいえ、猫はただバッグの居心地をチェックしているだけです。
たたんだ布団の中で寝ている猫も「布団を掛けている」のではなく「布団の隙間にもぐりこんだ」ら気持ちよくなって眠くなってしまっただけのこと。
この違いが分かる人は相当の猫好きです。
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