「充分」と「十分」ってよく目にする言葉だけど、その違いに詳しく分かっていないという人もいるのではないでしょうか。
そんな方に、1分でわかる「充分」と「十分」の違いと意味についてご紹介していきます。
「充分」と「十分」の違い
「充分」と「十分」の違いは数値化できるものに対して使うのかどうかです。
数値化出来ないものに対して使うのが充分で、数値化できるものに対して使うのが十分です。
モノの数のように一つ、二つと数えられるものに対して使えるのが十分で、一つ二つと数えることが出来ない人の感情などに対して使うのが充分というように考えると分かりやすいかもしれません。
また、主観的なのが充分で客観的なものが十分として使うケースもあります。
「充分」の正しい使い方とは
充分に満足したというような時に使います。
人の感情を表すようなときに使う事が多いといってもいいでしょう。
仕事の責任は充分に果たしたというような時にも使います。
人の感情は数値化したりできるものではありませんし、主観的なものでもありますから、そうした時にはこの充分を使うようにします。
この説明で充分に出来ているというような場合でも使ったりします。
これも主観的なケースで数値化出来るものではありませんから、こちらを使うわけです。
「十分」の正しい使い方とは
コップに水が十分にあるというようなケースで使います。
水は一杯二杯と数値化して数えることが出来て、十分にあるということは客観的な目で見ての判断だと考えることが出来るからです。
同じような感覚で、学校に間に合うように十分な速さで走るというようなケースでも使えます。
速さは数値化することが出来ます。
そして、間に合うように十分に速くということは客観的に余裕をもって間に合うということを表現していると考えられるのでこちらを使うわけです。
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