「縦書き」と「横書き」ってよく目にする言葉だけど、その違いや文章構成に詳しく分かっていないという人もいるのではないでしょうか。
そんな方に、1分でわかる「縦書き」と「横書き」の違いと文章構成についてご紹介していきます。
手紙の「縦書き」と「横書き」の違いとは?
手紙を送る相手によって、縦書きで書いたり、横書きで書いたりします。
目上の人やあらたまった相手には縦書きで書きましょう。
あらたまった相手は親戚などです。
親戚に何かもらったお礼またおわびする時などは縦書きで書いてください。
内定を辞退する企業へのおわびの手紙なども縦書きで書きましょう。
一方、親しい相手への手紙は横書きです。
両親から仕送りしてもらった場合は横書きで書きましょう。
母の日に手紙を書く時も横書きで書いてください。
縦書きの文章構成
縦書きの手紙の文章構成については、頭語や時候の挨拶、安否の挨拶から成る前文、起語や本題から成る主文などで構成されています。
末文や後付けも忘れてはいけません。
末文は結びの挨拶や要件をまとめる言葉、結語から成っています。
後付けについては日付や署名、宛名のことです。
誰かに会って挨拶する場合、前置き、本題、結論、雑談という順番で話します。
手紙も同じです。
前文、主文、末文、後付けという順番で書いていきましょう。
横書きの文章構成
横書き手紙の文章も前文、主文、末文、後付けで成り立ちます。
時候の挨拶、安否の挨拶の前文、本題の主文、結びの挨拶の末文です。
後付けも縦書きと同じように日付、署名、宛名です。
追って書きたいことがある場合、追伸として、そのことを書きます。
仕送りしてもらったご両親などに感謝しながら、心のこもった手紙を書いてください。
友達に書く場合もそうです。
時候の挨拶として、自宅の庭の様子などを書くと喜ばれるかもしれません。
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