「モツ」と「ホルモン」ってよく目にする言葉だけど、その違いに詳しく分かっていないという人もいるのではないでしょうか。
そんな方に、１分でわかる「モツ」と「ホルモン」の違いと意味についてご紹介していきます。
「モツ」と「ホルモン」の違いとは？
モツとホルモンは動物の内臓を示すものとして扱われます。
この二つの定義については、モツは鍋料理などの際に使われ、ホルモンは焼き肉料理の際によく使われます。
調理方法の違いもありますが、実際には、部位のちがいにより名称も異なります。
焼き肉の際には、レバーやハツといったホルモンとは異なる名称の部位がありホルモンは牛や豚の大腸を示しています。
一方で、鍋物の際にはレバー、ハツ、ホルモンなどとの使い分けはなく動物の臓物全般をモツとして扱っています。
「モツ」の正しい意味とは
モツは、上記の記載のとおり、動物の臓物全般を指す用語として使われています。
モツは全国的に用語として使用される内臓の名称であると言われています。
また、赤や白などでもつを使い分けることもあり、心臓や肝臓を赤モツと呼び、胃や腸を白モツと呼ぶなど名称を使い分ける場合もあります。
ただし、モツ鍋で使用される部位は、一般的に小腸や大腸を使用されることが多く、ホルモンとの違いがわかりにくくなる要因ともなっています。
まれに、ハツ(心臓)、レバー(肝臓)、マメ(腎臓)などもモツ鍋で使われることもあります。
「ホルモン」の正しい意味とは
ホルモンは、焼き肉の際に使用される名称で、一般的には牛や豚の大腸を指します。
関西圏で発祥した名称であり、もともとの語源は関西弁で「捨てるもの」のことを「ほるもん」と呼んでいたことからこの名称がついています。
内臓部分は一般的には捨てる対象としていたことからこのような名称となりました。
焼き肉の際は、レバー(肝臓)やハツ(心臓)などその他の部位と名称を使い分けされており、大腸部分を限定した名称であることは間違いなく、モツと使い分けされています。
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