お笑い番組は大好きだから、毎日のようにテレビで見ているけど、よく考えたら「漫才」と「コント」の違いをしっかりと理解していないかもしれないと思っている人もいるのではないでしょうか。
そんないまさら人に聞けない「漫才」と「コント」の違いについて、わかりやすくご説明していきます。
「漫才」と「コント」の違い
「漫才」と「コント」は、いつの時代もテレビなどを賑わせているのがお笑いの存在です。
最近では、そんなお笑いにまつわるコンテストも多数、開催され、そこから新たなスターが誕生することも多くなってきています。
そしてその中でも特に多いのが、漫才とコントのコンテストです。
わざわざふたつに分類されていると言うことは、漫才とコントは共にお笑いの芸でありながら異なる性質を持ったもの、違うものであることを意味しています。
では漫才とコントはどのように違うのかを見ていきます。
漫才とは
まず漫才についてです。
漫才の特徴のひとつは、主に関西で独自に発達した芸能であると言う点です。
関西で誕生し、そして今では全国に名を知られている吉本興業が、ひとりで話芸を行う漫談にちなんで漫才と名付けたと言われています。
そしてもうひとつの特徴が、基本的には2人で行うと言う点、そしてその2人はそれぞれボケとツッコミと言う役割が与えられていると言う点です。
観客の笑いを誘うためのボケと、ボケの言動につっこむことで更に笑いを生み出すツッコミの2人が話芸を繰り広げ、それによって笑いを誘うと言うのが漫才の基本です。
コントとは
一方のコントですが、その特徴は寸劇であると言う点にあります。
つまり漫才があくまでも話芸であるのに対し、こちらは笑いを誘うための劇であると言うことです。
そのため漫才が基本的には芸人本人が舞台に立ち話芸をすると言うスタンスであるのに対し、コントは芸人が寸劇の登場人物になりきり、それを演じきると言うスタンスです。
よってコントの場合には、芸人は芸人でありながら、しかしコントの間は別の誰かになりきっていると言う特徴があり、これが漫才との違いのひとつだと言えます。
またコントに関しては1人で行われることもあれば、2人、場合によっては3人以上で行われることもあると言うのも、漫才との大きな違いです。
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